秋
bu

ブドウ栽培の内容
ぶどうは年間を通じ世話が必要です

3月下旬から4月上旬

ブドウの木の祖皮むき

木の皮に入りこんだ虫を退治し、消毒が効きやすいようにします、消毒の量も減らすことができます。昔は皮むき鎌で手作業で向いていましたが、現在は高圧洗浄機で皮を吹 き飛ばします。芽がかけないよう注意が必要です
ブドウの木は祖皮がむけて、サルスベリのようにツルツルです。
Youtube Super power 15000000N/m2ご覧ください

高圧洗浄機で皮をむく


前 むき前
後皮むき後
後 果樹園全体の皮むき終了
4月上旬

SS(スピードプレーヤ)による消毒【無農薬は極めて難しい】

動画は種無し処理、消毒は年数回行いますが、消毒は減らしたいです。手消毒に比べ正確に散布量定められます。実は手消毒より、環境には優しいのです。節約と経済性: スピードスプレイヤーは、消毒液を効率的に使用することができます。手で消毒する場合、消毒液の使用量を制御することが難しい場合がありますが、スピードスプレイヤーは均一な散布を行うため、必要以上に多くの消毒液を使用することなく、効果的な消毒を行うことができます。作業者の負担軽減: スピードスプレイヤーを使用することで、作業者の負担を軽減することができます。手で消毒する場合、反復する動作が必要であり、時間と体力を消耗することがありますが、スピードスプレイヤーは効率的で短時間で多くの面積をカバーできるため、作業者の労力を節約することができ熱中症対策にもなりますます
ss 消毒が減ると私達も被爆しなくなります

4月上旬
最初の潅水

芽吹きが始まります。剪定した枝から水が落ちてきます。生命の息吹を感じる一瞬です。ブドウが水を欲するので、乾燥している場合は灌水します。スプリンクラーの確認と取り付け
最初剪定した枝から水滴が出ます。そのうち止まります。
スプリンクラーでぶどう園全体に水をかけます。
芽吹き枝から無事に芽が出ました
4月~5月上旬

霜対策

ブドウの芽が芽吹いて霜が来ると枯れてしまいます。朝方氷点下以下になる予報が出ると、スプリンクラー水をまきブドウ園の温度を上げます。寒気が強い場合はブドウにSSでゼオライト(沸石シリカ素材)をかけ芽をコーティングします
上旬

芽欠き作業

当園では作業能率を上げるため、中梢剪定から短梢(たんしょう) 剪定に変更しました。主幹が一直線に成長するため、作業も直線的に行います。展葉5~6枚の 頃、剪定した枝には2つの芽が出ますが、枝ぶりを考え一つの芽にします。空枝(ブドウがならない枝)も2割程度付けます。 芽かき同じところから双芽が出ています片方を掻き落とします
5月下旬~6月中旬

草刈り

昔は除草剤で、草を退治していましたが、除草剤はブドウの木を弱らせるので、草刈り機に変更しました。新しいブドウ園ではケンタッキーブルーグラス (芝生)の種をまいています。これが伸びれば草刈りをして、刈った草は肥料となります。また芝生の根がブドウ園の保湿管理に最適な環境を作ってくれます
5月下旬~6月中旬

新枝の誘引

新枝が50センチ(展葉数8枚位)に伸びた頃に、ブドウ棚枝を誘引機で結束する。これ以上伸びないように摘心も行う(摘心(芽止)めをしても目標の1m50㎝には成長する)、新梢は根元が弱いので春の嵐が吹くと折れてしまう。誘引した根元が折れてしまうこともある。副梢は葉を2枚程度残して除去します。
誘引
伸びたすべての枝を針金に止めます

花穂整形

開花始期に花穂の先端(最下部)が3.5~4cm程度(一円玉2枚分)になるように整形します。ジベレリン処理の目印として上部支梗を2本残す。かなり細かな作業です
房こせ 初期
成長させるのは全体の1/8ぐらいです。これが立派なブドウの房になります


種なし処理

満開予定14日前(実績満開12~13日前)にSSでストレプトマイシン散布、満開3日後に1回目ジベレリン処理(房を手で液につける)、また2回目処理時に、ホルクロルフェニュロン液剤5~10ppm加用のジベレリン処理、これが大変手間がかかります
ジベ1回目一回目のジベレリン処理(植物成長ホルモン)゜


ぶどうの摘房(てきぼう

葡萄の粒を減らします約100粒を50粒程度に
摘粒

粒抜き(つぶぬき)

50粒を35粒にする
摘粒2
7月下旬 ~ 8月上旬

ぶどうの袋がけ

果実袋をかけます。

病気にかからないように、また害虫や、カラス・アナグマ・ハクビシンに葡萄を食べられないようにするため

9月上旬~10月中旬

収穫

シャインマスカット収穫の様子
シャイン
トラックに積み込み
シャイン2
箱詰め
シャイン箱詰め

肥料

11月

落ち葉の片付け

藁

土壌診断

12月

藁巻・藁撒

藁
木の幹にわらを巻き、土の上に裁断したわらを巻きます。
12月~2月

剪定

剪定
1度目の剪定 2月中旬までに、枝を50センチぐらいにする(5芽を残す)
12月~2月

ビニール屋根の雪下ろし

雪下ろし1
雪下ろし2

 

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